秦野市俳句協会の沿革

発足

(昭和44年6月、それまでの「秦野俳壇」を発展的に解消)

 

初代会長 恩蔵 青邨

二代  原 金鈴子   新涼や青光りして皿の魚

三代  高橋 天蕾   一人だけ笑いおくれて麦こがし

四代  森  雨情   句友去る唯呆然と余花の雨

五代  辻本 泉峰   山小屋の鍵束鳴らし五月来る  山麓246号

六代  高橋 天蕾   海の日や竜宮城のその後謎   山麓248号

七代  大津 秀峰   鍬洗うすでに合歓の葉眠りおり 山麓248号

八代  宮川 一歩   父の日を忘れられいて鍬ふるう 山麓247号

九代  横畑 涛石   鍵のなき裏木戸冬田あるばかり 山麓296号

十代  栗原 廣太   父祖の地へ続くゑのころ草の径 山麓306号

十一代  酒井 敏光   木守柿線路に近く駅遠く    山麓306号

十二代  二上 貴夫   福箕にてさらふ賽銭初箒    山麓319号